東京クラシックス読書会

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レポート:12/4(水)ジョージ・オーウェル『パリ・ロンドン放浪記』

オーウェル『パリ・ロンドン放浪記』

2013年11月4日(水)19:30~21:00
■ジョージ・オーウェル『パリ・ロンドン放浪記』(岩波文庫)
■参加者:8名
■担当司会:ゲンツ

■内容としては・・・

『動物農場』や『1984年』などの寓話小説で有名なジョージ・オーウェルの処女作が今回の課題本です。イギリス帝国主義に嫌気が指したオーウェルは、植民地ビルマから本国にもどり、作家を目指しました。そして、まず最初に飛び込んだのが、パリ・ロンドンの最底辺社会。傍観者としてではなく、実地体験をもとに綴られたルポは、ありがちな労働者階級賛美に陥ることなく、むしろユーモラスですらあります。底辺社会の吐き気をもよおすほどの汚さ、施す人間に対する貧困者の激しい憎悪、飲食業界の虚偽、そして、社会の最下層においてさえも階層化がみられることを指摘する一方、オーウェルは、そこに生きる人々の生命力あふれる人柄を描き出します。近すぎず、遠すぎず。この微妙な距離の取り方こそ、オーウェルの文業に一貫する特徴といえるのかもしれません。


今回もお忙しい中、ご参加いただきまして、本当にありがとうございました。

(ゲンツ)

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