東京クラシックス読書会

東京・半蔵門で、文学作品を味わう読書会です

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レポート:6/4(火)モーパッサン『脂肪のかたまり』

モーパッサン『脂肪のかたまり』

2014月6月4日(火)19:30~21:00
■モーパッサン『脂肪のかたまり』(岩波文庫ほか)
■参加者:10名
■担当司会:ゲンツ

■内容としては・・・

長編小説大流行の19世紀にあって、ひたすら短編小説をてがけつづけた作家、モーパッサン。本作では、占領下の重苦しい雰囲気のなか、同じ馬車に乗り合わせた人々の人間模様が描かれます。最初こそ、なんとなく連帯意識が生まれるものの、危機的な状況に陥ると、たちまち世間の偏見や価値観が首をもたげてくる。娼婦だけが犠牲を払わされ、しかも冷淡なあつかいを受けるという結末はやりきれない、という声も多かったです。周囲の人々の身勝手さには腹が立ってしかたがない、そういう方もいました。しかし、どのような社会であろうと、上下関係、貧富、身分、偏見は存在します。自分の身におきかえても、なお、娼婦ひとりに犠牲を強いつつ、ばか騒ぎする人びと、すなわち世間を嗤えるか、どうか。


今回もお忙しい中、ご参加いただきまして、本当にありがとうございました。


(ゲンツ)

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