東京クラシックス読書会

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レポート:7/8(火)デフォー『ロビンソン漂流記』

『ロビンソン・クルーソー』

2014月7月8日(火)19:30~21:00
■デフォー『ロビンソン漂流記』(新潮文庫ほか)
■参加者:8名
■担当司会:ゲンツ

■内容としては・・・

英文学史上のみならず、18世紀西洋文学を代表する古典である、デフォーの『ロビンソン漂流記』です。大航海時代以来の航海熱を反映して、当時は旅行文学が流行していましたが、なかでも本書は群を抜く売れ行きで、またたくまにベスト・セラーとなりました。その理由はやはり、無人島での漂流生活という設定の斬新さにあったのでしょう。参加者の間では、つねに先のことを考えて計画的に行動し、損得の収支に敏感で、危機に陥った時には神頼みのロビンソンについて、チャーミングだとも、セコいとも賛否両論でした。とくに無人島を自分なりに改造してゆく過程では、ロビンソンの努力は、「未開」の環境への適応にではなく、「文明」をそのまま持ち込むことに向けられているのではないか、という指摘も出ました。また、あらゆる社会的価値を奪われた環境にあって、いかに孤独と向き合い、自我を保つかも話題にのぼりました。ロビンソンは神との対話に活路を見いだしましたが、非キリスト教者はこうした場合、どのようにふるまうのでしょうか。興味ぶかい問題です。


今回もお忙しい中、ご参加いただきまして、本当にありがとうございました。


(ゲンツ)

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