東京クラシックス読書会

東京・半蔵門で、文学作品を味わう読書会です

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レポート:9/16(火)スタンダール『パルムの僧院』

スタンダール『パルムの僧院』(1)
スタンダール『パルムの僧院』(2)

2014月9月16日(火)19:30~21:00
■スタンダール『パルムの僧院』(新潮文庫)
■参加者:7名
■担当司会:坊さん

■内容としては・・・


今回は押しも押されぬ19世紀ロマンの傑作でしたが、当時の時代背景や、19世紀の小説というスタイル(語り手の「私」が出てきたりする)になじみが薄かった参加者は、読むのにだいぶ苦しんだようです。また、前半の戦争の描写に興味が湧かず、主人公にもあまり魅力を感じなかったという意見も多く、それも読書を停滞させた要因だったと思われます。それでも物語が転がり出すと、イタリアの地方都市を舞台に繰り広げられる一大絵巻に惹きつけられた方もいらっしゃいました。

主人公がやや冴えないのと対照的に、脇を固める人物たちの魅力は満載。特に、主人公のため縦横に活躍する公爵夫人(ジーナ)には人気が集まりました。他にも、クレリアの可憐な態度を愛らしく思ったり、お尋ね者の詩人フェランテ・パラにロマンを見出したり、モスカ伯爵の機知と献身的愛と忠臣ぶりにメロメロになった人もいました。

そのほか、『赤と黒』との類似点・相違点が話題に上ったり、『罪と罰』のような作品に比べてアッケラカンとしているという指摘があったり、『限りなく透明に近いブルー』の登場人物が読んでたのはなぜなのか、といった疑問が出たりして、広がりのある読書会になったと思います。

(坊)

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