東京クラシックス読書会

東京・半蔵門で、文学作品を味わう読書会です

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レポート:1/16(金)バルザック「ゴプセック」

バルザック『ゴプセック・毬打つ猫の店』

2015月1月16日(金)19:30~21:00
■バルザック『ゴプセック』(岩波文庫)
■参加者:6名
■担当司会:ゲンツ

■内容としては・・・

今年はじめの読書会は、以前にも『ゴリオ爺さん』でとりあげた、バルザックの短編「ゴプセック」です。西洋文学で「高利貸し」といえば、下賤な守銭奴というイメージが定番です。ところが、バルザックはその高利貸しであるゴプセックを、なんとも魅力的な主人公に仕立て上げています。ゴプセックは、金銭を社会をめぐる血流、すなわち生命線として理解します。金儲けによって他の欲望を実現するというのではなく、金銭を得ることは、彼の肥大した権力欲を満足させるものなのです。このシニカルで貪欲で、しかし、どこかストイックな高利貸しを、駆け出し弁護士の視点から語るという手法も面白いです。参加者の多くの方が、リアリズムに徹したデフォルメともいうべきバルザックの人物描写に感心していました。バルザックはまた機会があれば、とりあげてみたいですね。



(ゲンツ)

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