東京クラシックス読書会

東京・半蔵門で、文学作品を味わう読書会です

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1/16(金)バルザック「ゴプセック」

みなさん、こんにちは! 2015年第1回目の読書会は、バルザックの名作「ゴプセック」です。 本作の主人公ゴプセックは、ユダヤ人の血を引くパリきっての高利貸です。 ユダヤ人の高利貸といえば、シェイクスピア『ヴェニスの商人』のシャイロック以来、貪欲な悪者の典型とされてきました。一方、バルザックは、高利貸ゴプセックを独特の金銭哲学者として描いています。 今も昔も、人生を生きてゆく上で、お金ほど厄介なものはありま...

12/19(金)ホメロス『オデュッセイア』

みなさん、こんにちは! おかげさまで、東京クラシックス読書会も2014年最後の読書会を迎えることができました。この会に参加してくださり、本当にありがとうございました。 今年を締めくくる課題本は、西洋文学の源、古典中の古典、ホメロスの『オデュッセイア』です。トロイア戦争の激闘を題材とする『イリアス』とは異なり、本作は闘いが終わった後の世界が舞台となります。戦争に従軍した英雄オデュッセウスは、愛しい妻子のも...

11/21(金)シェイクスピア『オセロ―』

みなさん、こんにちは! 今回のクラシックスは久々に、シェイクスピアを取り上げたいと思います。 『オセロ―』は、『ハムレット』や『リア王』に比べて、四代悲劇のなかでもやや影が薄いという感じがするのは、気のせいでしょうか。 本作は、『ハムレット』のような複雑な筋書きや、『リア王』のような壮大さではなく、濃い登場人物たちが織りなす生々しい嫉妬劇がみどころです。ドラマや演劇でしょっちゅう取り上げられているので...

10/17(金)トゥキュディデス『戦史』

みなさん、こんにちは! 「おそらく、作り話を排除した叙述は、聴いていて愉快なものではないにちがいない。しかしそれでも、過去の事績、そして人間性という同じ条件の下で将来にも必ず起こるであろう出来事を明瞭に認識したいと考える人間も、なかにはいるはずである。そうした人びとが我が作品を有用としてくれるのなら、それで充分だ。この作品は、一時の慰めというよりはむしろ、永遠の財産として、ここにある。」 今からおよ...

10/7(火)志賀直哉「小僧の神様」

みなさん、こんにちは! かつて、日本には「小説の神様」とよばれた作家がいました。 三島由紀夫でも、村上春樹でも、夏目漱石でもありません。志賀直哉です。 おそらく、日本文学ファン以外で志賀直哉の作品を今読みかえそうという人は、珍しいのではないでしょうか。かくいう私も、志賀直哉にはじめて触れたのは、高校受験の国語の長文読解問題でした(作品はたしか「赤西蠣太」だったような)。 退屈な小説だなあ、というのが当...

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